マキシマムな生活 ~40代 おじさんブログ~

日常のいろいろなことを書きたいと思います。

023 _ 風呂の残り湯を暖房にする実験(その1)

こんにちは。

マキシマムおじさんです。

 

今回は「風呂の残り湯を暖房にする実験(その1)」というお話です。

 

風呂の残り湯って普通に捨ててますよね。

 

このとき思ったこと・・・

「温かいお湯を捨てるのってもったいない。」

「お湯の温かさを暖房に活用できないかな?」

ということです。

 

そこで,お湯を大きなペットボトルに入れてみました。

そのときの記事はこちら ↓  です。

maximum-spice.hatenablog.jp

 

 

あたり前のことですが,大きめのペットボトル(4リットル)に入れてもお湯は冷めてしまいます。

ならば,もっと大きなもの・・・例えば20リットルくらい入るポリタンクなら温かい時間も長いし,いいのではと思いました。

 

ちょっとかっこいいポリタンクを見つけました。

これだと運搬も楽になります。

 

ところで,お湯をこの20リットルにタンクにいれたとき,実際のどのくらいのエネルギーなのかを考えてみようと思います。

 

水1gを1℃上昇させるのに4.2Jが必要です。

 

はじめに,20リットルタンクに入っている水の重さを求めます。

20リットル=20000g (1リットル=1000ml=1000gなので)

 

次に,上昇温度について考えます。

水道から出る水の温度は10℃くらい?

それがお湯40℃になったとします。

そうすると30℃上昇したことになります。

 

まとめると・・・

20リットルのお湯のエネルギーは

20000×30×4.2=2,520,000Jのエネルギーを持っているということになるかと思います。

(これが合っているのかは不明です。どなたか教えて下さい。)

 

 

このエネルギーを持っているポリタンクの温度が10℃下がったとします。(1時間で)

そのときのエネルギーは

20000×20×4.2=1,680,000Jとなります。

 

そうすると,消費したエネルギーは・・・

2,520,000Jー1,680,000J=840,000Jとなります。

 

暖房のエネルギーはkWで表されます。

 

例えば,このストーブの暖房出力(kW/h):1.25~2.5です。

計算の都合上,ちょっと簡単にして

2kW/hとします。

2000W/hとします。

 

 

次に,エネルギーの単位を変換します。

JをWにします。

 

840,000Jは何Wなのかを求めます。

1Wh=3600Jなので・・・

1Wh:3600J=xWh:840,000J

    3600x=840,000

      x=233

 

そうすると,

ポリタンクの暖房出力 233W/h

ストーブの暖房出力 2000W/h

 

およそ10分の1の出力となります。

ポリタンク10個あれば,ストーブの暖房出力と同じことになります。

(これで合っているのかは不明です。)

 

 

でも,ポリタンク10個を部屋に置くのは・・・ちょっと無理ですよ。

 

 

あと,ポリタンクのお湯の温度低下ってどのくらいなのでしょうか?

先ほどの計算は1時間で10度下がることにしていましたが・・・。

おそらく10度も下がらないような気がします。

 

 

それにしても,ポリタンクだけですべての暖房をまかなうというのは現実的ではありませんが,暖房の足しにはなると思います。

 

 

 

 

ここまでは,20リットルのポリタンクで考えていましたが,お風呂だとどうなるかを考えていきます。

 

マキシマムおじさんの家のお風呂に入るは250リットルだと思います。たぶん。

これで計算してみます。

 

先ほどと同様に

水道から出る水の温度は10℃くらい?

それがお湯40℃になったとします。

そうすると30℃上昇したことになります。

 

まとめると・・・

250リットルのお湯のエネルギーは

250,000×30×4.2=31,500,000Jのエネルギーを持っているということになるかと思います。

 

これが1時間で10℃下がるとします。

250,000×20×4.2=21,000,000J

31,500,000Jー21,000,000J=10,500,000Jが放出されたエネルギー

 

次に,エネルギーの単位を変換します。

JをWにします。

 

10,500,000Jは何Wなのかを求めます。

1Wh=3600Jなので・・・

1Wh:3600J=xWh:10,500,000J

    3600x=10,500,000

      x=2,916.666666…

      x=2900とします。

 

そうすると!!!

お風呂の暖房出力 2900W/h

ストーブの暖房出力 2000W/h

 

あれ?

計算上だと,ストーブを上回る暖房出力???

ちょっとこれはおかしいような,でも確かなのか?

 

たぶん,1時間で10℃下がるっていうのが無理な設定なのかもしれません。

 

10℃ 2900W

9℃ 2610W

8℃ 2320W

7℃ 2030W

6℃ 1740W

5℃ 1450W

4℃ 1160W

3℃ 870W

2℃ 580W

1℃ 290W

 

このように考えるといいかも。

 

 

例えば,このセラミックヒーター・・・

弱モード600W

強モード1200W

 

 

先ほどの計算で,お風呂が2℃下がったときに放出されたエネルギーは580Wだったので,弱モードと同じくらい???

 

お風呂って,1時間で2℃くらいは下がりそうですよね。

 

つまり,このくらいのエネルギーを部屋に持ってこれるとセラミックヒーターの弱モードをつけているのと同じことになるということです。

(自信はありませんが・・・)

 

 

 

そして,お湯のエネルギーを部屋に持ってくるために次のように考えました。

お風呂にポンプを入れて,ホースで部屋まで持ってきて,もとに戻すというものです。

 

ホースから熱が出されて,戻ってきたお湯は少しぬるくなっているはず。

1時間後のお湯の温度低下から暖房としてのエネルギーを推測できます。

 

これって画期的ではないでしょうか?

 

 

実験計画はOKです。

あとは進めるだけです。

 

 

・・・実は,すでに実験済みなんです。

それは後で紹介します。

ここまで読んだ方なら気になりますよね。

 

 

実際に実験で使用したものを紹介します。

 

 

 

 

 

どのような結果になったと思いますか?

 

 

ところで,マキシマムおじさんの計算って合っているのでしょうか?

どなたか計算が得意な方コメントで教えて下さい。

 

もし合っているなら「大丈夫!」って言ってほしいです。

間違っていたら,それを教えてほしいです。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。

 

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