マキシマムな生活 ~40代 おじさんブログ~

日常のいろいろなことを書きたいと思います。

025 _ 風呂の残り湯を暖房にする実験(その3)

こんにちは。

マキシマムおじさんです。

 

今回は「風呂の残り湯を暖房にする実験(その3)」というお話です。

 

実験(その1)・(その2)はこちら ↓  から

maximum-spice.hatenablog.jp

 

maximum-spice.hatenablog.jp

 

 

これまでは,実験の見通しや計画をまとめてきました。

今回は実験結果を紹介します。

 

さて,まずは簡単におさらいから。

これを実現したいんです。

だってお風呂の残り湯ってたくさんのエネルギーがあるので。

 

どのくらいエネルギーがあるのかというと・・・

 

1時間後のお湯の温度が・・・

10℃下がったとき 2900Wのエネルギーが出る

9℃下がったとき 2610Wのエネルギーが出る

8℃下がったとき 2320Wのエネルギーが出る

7℃下がったとき 2030Wのエネルギーが出る

6℃下がったとき 1740Wのエネルギーが出る

5℃下がったとき 1450Wのエネルギーが出る

4℃下がったとき 1160Wのエネルギーが出る

3℃下がったとき 870Wのエネルギーが出る

2℃下がったとき 580Wのエネルギーが出る

1℃下がったとき 290Wのエネルギーが出る

 

どのくらいの暖房エネルギーになるのでしょうか???

 

 

 

実際にポンプとホースをセットしました。

 

お風呂からポンプで温かいお湯が出ていきます。

その後,部屋で熱を放出して,ちょっとぬるいお湯が戻ってきます。

こんな想定です。

 

 

 

洗面所の写真はこちら。

お風呂からホースが伸びています。

あと,延長コードでポンプの電源をとっています。

実際にポンプを動かすと,ホースが温かくなります。

実験がうまくいきそうな雰囲気。

 

 

次に部屋へ。

温かいホースを巻いておいて,サーキュレーターで風を送って冷やしてみました。

普通にしておくよりも放熱するのではないかと思います。

ここのホースも温かいです。

熱が来ていて,それが放出されているということになります。

 

 

お風呂の表面からの熱のロスをなくすため,ふたもしておきました。

これである程度,温度低下をふせげるでしょう。

 

 

 

 

それでは,結果をお知らせ!!!!

 ・

 ・

 ・

 ・

まずは,はじめのお湯の温度

39℃でした。(21時10分)

 

 

そして,ホースを流れてきたお湯の温度は・・・

37℃です。

表示の右に小さく50℃とありますが,これは肉の温度を測る温度計なので,その表示なのかな???

 

はじめのお湯 39℃

ホース通過後のお湯 37℃

 

ホースを通過することで,熱を放出していることが分かります。

ちょっとした暖房になっていることになります。

 

 

あとは,1時間後にどのくらいお風呂のお湯の温度が下がっているのか???

そこから暖房能力が分かります。

 

 

 

1時間後の結果は・・・

36℃でした。(22時10分)

 

 

そうすると

ビフォー(21時10分) 39℃

アフター(22時10分) 36℃ となりました。

 

 

以前まとめたものをもう一度示します。

 

1時間後のお湯の温度が・・・

10℃下がったとき 2900Wのエネルギーが出る

9℃下がったとき 2610Wのエネルギーが出る

8℃下がったとき 2320Wのエネルギーが出る

7℃下がったとき 2030Wのエネルギーが出る

6℃下がったとき 1740Wのエネルギーが出る

5℃下がったとき 1450Wのエネルギーが出る

4℃下がったとき 1160Wのエネルギーが出る

3℃下がったとき 870Wのエネルギーが出る

2℃下がったとき 580Wのエネルギーが出る

1℃下がったとき 290Wのエネルギーが出る

 

 

結果は!!!!!

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「3℃下がったので,870Wのエネルギーが出た!」ということになります。

 

 

870Wのエネルギーってどのくらいかというと・・・

こちらのアイリスオーヤマのヒーター

弱600W

強1200W です。

 

お風呂の残り湯暖房は,アイリスオーヤマのヒーター(弱)よりも温かくなった(?)ということです。

 

お風呂の残り湯暖房で部屋全体が温かくはなるのを実感することはできませんでしたが,ヒーターのエネルギー程度ではしょうがないと思います。

 

これで暖房をつける時間が少しでも短くなれば節約になります。

 

 

ポンプ6W + サーキュレーター31W のエネルギーは使いますが,その消費以上の熱エネルギーが出ているので成功です。

 

 

 

 

この実験のあとも,何回かやってみました。

お風呂のお湯の温度低下は,1時間あたり2℃~3℃でした。

あと,サーキュレーターを使わずにホースを伸ばしておいておくと2℃くらいの低下となりました。

 

例えば,こんな結果も出ました。

19時30分  38℃

20時30分  36℃

21時30分  34℃

 

1時間あたり2℃の低下なので,580Wのエネルギーが出ていたということになります。

 

 

これまで風呂の残り湯を暖房にする実験(その1)~(その3)をやってきました。

結果としては成功となりました。

 

どこかの記事で「1000Wを1時間使うと27円」とありました。

そうすると,お風呂の暖房は580Wなので・・・・

1時間あたり15円程度となります。

 

 

毎日2時間,1ヶ月使うと・・・

15円×2時間×30日=900円

 

 

毎日3時間,1ヶ月使うと・・・

15円×3時間×30日=1350円

 

 

これを秋~春の5カ月程度で考えれば

毎日2時間,5ヶ月使うと・・・4500円

毎日3時間,5ヶ月使うと・・・6750円

 

 

ポンプとホースの購入コストを5000円程度とすると

1~2年で回収できることになります。

 

 

なかなか良い感じになってきました。

 

 

最後に・・・・

この暖房をするためには,ポンプとホースの準備の手間があります。

これを楽しみながらやる気持ちがあれば継続します。

マキシマムおじさんは毎日の日課となりました。

だって,お風呂のエネルギーがもったいないので。

この気持ちが大きいですね。

 

みなさんどうでしょうか?

できそうならやってみてください。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。

 

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